漫才に学ぶトーク術
どの世界でもそうですが、どれだけ型破りに見えても基本っていうのは
しっかり出来ていないとダメなんですね。
ピカソの絵は型破りですが、ピカソが軽く書いた模写は、ピカソが書いたとは信じられないくらい
きちっと上手に書かれているそうです。
イチローのバッティングフォームも、野茂の投球フォームも型破りですが、
軸がぶれない、体重移動など、基本がしっかり出来ています。
僕は、漫才が大好きですが、これも上手い漫才は基本がしっかり出来ています。
あの、伸介竜介も、面白い漫才の基本を盗む為に、先輩であるB&Bの漫才を何度も見て、
その笑いの法則を見出したようです。
天才は才能だけではないのです。しっかり勉強をし、研究をしているからこそ天才になれるんです。
漫才でも、まず、最初のネタふりから始まります。
そこで、話の流れとなるお題が出されるわけです。
そして、そのお題を、色々な技を使って面白おかしく表現したり、料理をするのですが、
笑いのポイントは、そこで、どれだけ共感を得るかと、その逆の裏切りができるかなんです。
共感させといて、全く違う角度から話を切り込み裏切る。
これが基本的な笑いのパターンではないでしょうか?
上手い漫才のパターンでは、最初にふったネタを忘れた頃に引っ張り出して、
話を結びつけたり、笑いのポイントとなるキーワードを頻繁に使ったりします。
「共感と裏切り」
これは、仕事でも、プライベートでも使えるキーワードではないでしょうか?
商談の席でも、商品について、相手の共感は勿論得ないといけませんが、共感だけではいけません。
相手が想像しない凄い機能がついているとか、サービスが素晴らしい、
もしくは価格が安いといった裏切りが必要です。
恋愛においても、相手に共感をしてから、全く別の一面を見せられることによって惚れたりしますよね?
こういう、良い裏切りは必要です。
笑いでも、まさか、そうくるとは!という気持ち良い裏切りが、大きな笑いに繋がります。
流れがいいだけの漫才でも笑えません。意外性、裏切りが必要です。
上手く綺麗に話しているだけでは、相手に伝わらないのは、共感は得ているけど裏切りがないんですね。
自分の想像の範囲、予想していた範囲内で話が終わると、「そうですね」で終わりです。
そういう視点で、一度漫才を見てみてください!
その技が、より見えてくると思いますよ。
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